京都市の最新の空き家数に想うこと
京都市の最新の空き家数は、少し前になってしまいますが、平成30年の住宅・土地統計調査で、106,000 戸,空き家率は 12.9%となっております。
京都市のようなコンパクトな町で、およそ10件に1件は空き家とは驚きです。恐らくこの記事をご覧いただいている京都市内にお住まいの方(もちろん、京都市外もですが、、)の周りにも空き家があるのをお感じではないでしょうか?老朽化していれば単に危険ですし、誰も壊れかけの空き家の隣には住みたくないので、隣家の価値も下がってしまいます。また単に放置されていれば、防犯上も危惧が生まれます。
京都市内の各自治体は、空き家の件数把握など地道に夜見回りなど行っており、所有者がわかれば、手紙などを送付されております。その効果もあり、少し高止まり微減少の状態に留まっています。ただ、空き家率の改善をもう一歩進めるためには、より大胆な法改正、条例改正が必要となります。まずは2024年4月1日からの相続登記義務化は起爆剤となるのか?京都市内の空き家は、問題を解決し、再生できれば、賃貸高収益化、売買は十分にできるので、京都という町の大きな活性化も含め、我々も地域貢献の為、チーム一丸となって、空き家問題解決に取り組んでいきたいと考えております。